ソローキンの見た桜 | 愛媛国際映画祭

ソローキンの見た桜

ソローキンの見た桜

日時:3月 15日(金)  開演 16:00

場所:シネマサンシャイン大街道

【脚本・監督・編集】井上雅貴(いのうえ まさき)

井上雅貴

1977年、兵庫県生まれ。日本工学院専門学校映画科にて16mmの短編映画を製作し始める。卒業後、ミュージックビデオ・CM・TV番組などのディレクターをつとめ、2005年に有限会社INOUE VISUAL DESIGNを設立。映画編集として石井岳龍監督の『DEAD END RUN』『鏡心』に参加。メイキング監督として数々の映画作品に参加し、映画制作のノウハウを多方面から学ぶ。アレクサンドル・ソクーロフ監督のロシア映画『太陽』(05)にメイキング監督として参加。3ヶ月ロシアに滞在し、ロシアの映画製作を学ぶ。ロシアでの撮影を決意し映画企画を進める中、内容・撮影ともに商業映画の企画として難しいため自主制作を決意。今まで参加した映画の知識をすべて使い完全自主制作体制でロシアに乗り込みロシア人俳優を起用した初の長編SF作品『レミニセンティア』を完成させ海外では”ロサンゼルスシネマフェスティバル オブ ハリウッド”で主演男優賞、監督賞、長編作品賞など主要部門を受賞。国内では、自ら配給・宣伝をおこない全国公開となり話題となった。

【制作国】日本/ロシア

【上映時間】111分

【出演】阿部純子、ロデオン・ガリュチェンコ、斎藤工、イッセー尾形

阿部純子□阿部純子
1993年5月7日、大阪府生まれ。『リアル鬼ごっご2』(10)でヒロインに抜擢される。主演映画『二つ目の窓』(14)が第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、同作品でサハリン国際映画祭主演女優賞を受賞する。その後、渡米し、ニューヨーク大演劇科で演劇を学ぶ。帰国後、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16)に出演。今後の活躍に期待が集まる実力派女優。

 

□イッセー尾形
1971年演劇活動を始め、80年代に現在の一人芝居のスタイルで上演開始。舞台以外にCM・テレビドラマ・映画に出演。90年代一人芝居は海外からも招致され、NY、ベルリン、ミュンヘン他、数多くの都市で上演。尾形が演じる日本人独特のキャラクターは異文化圏でも共感を呼び好評を得る。2000年代、市川準監督の『トニー滝谷』(05)で主演のトニーを演じスイス・ロカルノ映画祭で審査員特別賞を受賞。エドワード・ヤン監督の『ヤンヤン夏の思い出』(00)で海外映画に初出演、アレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』では昭和天皇を演じ、海外に名前が広く知られる。マーティン・スコセッシ監督『沈黙‐サイレンス‐』(17)で”42回LA映画批評家協会賞”助演男優賞次点受賞。

【あらすじ】2018年、駆け出しのTVディレクター桜子(阿部純子)は、先輩の倉田(斎藤工)の指示でロシア人墓地の取材を皮切りにロシアに行くことが決定していたが興味を持てずにいた。しかし祖母(山本陽子)から自身のルーツがロシアにあることを知り、さらにロシア兵と日本人看護師、二人の日記を紐解いていくうちに衝撃の事実を知ることに。日露戦争時代、傷ついたロシア兵将校ソローキン(ロデオン・ガリュチェンコ) の手当てをすることになったゆい(阿部純子、二役)。日本は世界から一流国として認められるためにハーグ条約の遵守を意識し、日本に連れてきたロシア兵に捕虜でありながら、外出自由やアルコールの購入を許すなど、様々な便宜をかけた。この特殊な状況の中で、兄弟を戦争でなくしていたゆいはソローキンを憎みながらも魅かれ愛し合う。だがソローキンが捕虜になったのはある密命のためだった。ロシア革命に参加するために収容所を脱走し母国ロシアへ帰ることになったソローキンは、ゆいも一緒に連れて帰ろうとするが・・・

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