愛媛国際映画祭の審査委員 | 愛媛国際映画祭

愛媛国際映画祭の審査委員

愛媛国際映画祭では、プレイベントから映画祭の真骨頂ともいうべき、コンペティション部門を設けました。今回はプレイベントという事もあり、ノミネート作品の選考に当たっては、一般公募せずに、選考委員が海外著名映画祭から推薦を受けた作品や未公開作品などから、6 作品を選び出しました。どれも今後の活躍が期待できる新しい才能による秀作映画ばかりです。選考に当たっては、以下の点を考慮しました。

1. 今後日本や海外での活躍が期待できる新しい才能により製作された作品である。
2. 愛媛出身の名監督、伊藤大輔、伊丹万作、伊丹十三の作品を彷彿とさせる、人間を描いたハイレベルの作品である。
3. 国境を超えてみる人を楽しませる作品である。

ノミネート作品は、愛媛国際映画祭プレイベント期間中に日本を代表する映画監督、脚本家、プロデューサーで構成される審査員の皆さまにより厳正に審査されグランプリ他各賞が決定される予定です。是非ご期待ください。

審査員

岡田裕岡田裕 / Yutaka Okada
審査委員長
映画プロデューサー1938年東京都生まれ。早稲田大学卒業。 1962年日活に助監督として入社。石原裕次郎、吉永小百合全盛時代に助監督を務め、1971年よりプロデューサーとして活躍。1989年アルゴ・ピクチャーズ株式会社を設立し、現在、代表取締役社長として映画界だけでなく、TV、オリジナル・ビデオほかあらゆる映像分野で製作活動を続けている。主なプロデュース作品は『遠雷』(81)、『家族ゲーム』(83)、『お葬式』(84)、『櫻の園』(90)、『三たびの海峡』(95)、『福耳』(03)、『ベトナムの風に吹かれて』(15)など。日本映画製作者協会 副理事長。
大森一樹大森一樹/ Kazuki Omori
映画監督/脚本家
1952年 大阪市生まれ。京都府立医大卒。高校時代から8ミリ映画を撮り始め、1977年、シナリオ「オレンジロード急行」で城戸賞受賞、翌年同映画化で劇場映画監督デビュー。以後、80年に自身の医学生時代を描いた「ヒポクラテスたち」(監督・脚本)、81年に村上春樹原作「風の歌を聴け」(監督・脚本)、「恋する女たち」「トットチャンネル」(88、監督・脚本)で文部省芸術選奨新人賞受賞。89年から平成ゴジラシリーズを手がけ、「ゴジラVSビオランテ」「ゴジラVSキングギドラ」(監督・脚本)他脚本2本を執筆。他30本近い作品がある。最新作の日本ベトナム合作映画「ベトナムの風に吹かれて」(15)は、ベトナムでも公開。近年日本映画の若手監督を数多く輩出している大阪芸術大学映像学科で、2006年より学科長を務め、若手映画人の育成に携る。日本映画監督協会理事。
加藤正人加藤正人/ Masato Kato
脚本家
1954年 秋田県能代市に生まれ。早稲田大学社会科学部中退。プロットライターを経て1984年、日活ロマンポルノで脚本家としてデビュー。『雪に願うこと』(06)で第61回毎日映画コンクール脚本賞受賞。『クライマーズ・ハイ』(08)、『孤高のメス』(10)、『ふしぎな岬の物語』(14)で、それぞれ日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。『水の中の八月』(98)で、第15回モンス国際映画祭(ベルギー)最優秀脚本賞受賞。代表作に『日本沈没』(06)、『天地明察』(12)、『エヴェレスト神々の山嶺』(16)、Netflix配信ドラマ『火花』(16)などがある。
早稲田大学客員教授、東北芸術工科大学教授、シナリオ作家協会会長などを歴任、現在はシナリオ作家協会理事長。
高橋洋子高橋洋子/ Yoko Takahashi
女優
1953年 東京都生まれ。1972年都立三田高校卒業後、文学座俳優研究所に入り、同年映画『旅の重さ』のヒロインでデビュー。NHK 連続 TV 小説『北の家族』(73)のヒロインに抜擢される。映画『サンダカン八番娼館』(74) に主演、『宵待草』(75) などで女優として活躍する。1981年小説「雨が好き」で中央公論新人賞受賞。その後執筆活動に入り「通りゃんせ」で芥川賞候補にもなる。その他の映画作品に『ひとごろし』(76)『悪魔の手毬唄』(77) 『北陸代理戦争』(77)『さらば箱舟』(84)などがある。旅番組にも多く出演。また、俳句歴も長く NHK「俳句王国」に度々出演。この度、78 年に発売された高橋洋子のアルバムから3曲を選出 してミニアルバム CD を製作した。
ジェニー・ルー/Jenny Lu
映画監督
台湾出身、ロンドン在住の映画監督。ロンドン芸術大学のチェルシー・カレッジ・オブ・アーツで芸術博士号を取得。2009年より映画制作に参加、自ら脚本を書き下ろし監督した短編作品《月球人》はアムステルダム国際映画祭最優秀ファンタジー賞を受賞。同作品はロンドン短編映画祭やレイキャビク国際映画祭、高雄国際映画祭などにも招待上映された。
初の長編作品である「ザ・レセプショニスト」は台湾にて最優秀脚本賞を受賞。同作品はエディンバラ国際映画祭でプレミア上映された。ミラノ国際映画祭では最優秀作品賞と最優秀女優賞、さらにはサレント国際映画祭の最優秀長編作品賞にノミネートされ、ソチ国際映画祭や熱海国際映画祭ではグランプリを受賞。第40回アジアン・アメリカン映画祭で新人監督賞を受賞。